熊本の天文台を深掘
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巨大な恐竜たちの大行進にワクワク!  恐竜のさととして知られる上益城郡御船町みふねまち。平成2(1990)年に本格的な化石調査が始まって以来、学術的にも見逃せない数々の貴重な化石が発見されています。平成10(1998)年にオープンした御船町恐竜博物館は、これまでの累計入館者数が45万人超という人気スポットです。その中心は「恐竜の大行進」と名付けられた、さまざまな恐竜の骨格展示。恐竜たちが今にも追いかけてくるような迫力に、太古の昔に足を踏み入れたような気分が味わえます。 バックヤード見学や発掘体験も楽しい!  御船町恐竜博物館では、化石のクリーニング作業などのバックヤード見学ができ、さらに御船町観光交流センターで申し込めば、化石発掘体験も楽しめます。場所は、約9千万年前の地層がある化石ひろばを含めて3カ所。小さい子どもたちが遊び感覚で化石に親しめる体験プログラムもあります(体験プログラムは要予約)。また、御船町内の飲食店や菓子店では、恐竜をモチーフにした商品が人気。ランチは恐竜の頭がバンズになったハンバーガー、お土産は、恐竜の卵の形をしたブッセで決まり! なんと、少年の発見が御船町を有名に!  御船町が恐竜の郷となったのは、昭和54(1979)年の夏、当時小学1年生だった少年が見つけた歯の化石が始まり。理科の先生だった少年のお父さんが専門家に分析を依頼したところ、肉食恐竜の歯と分かり、何と、日本初の肉食恐竜の化石発見となったのです。現在、その歯の主は「メガロサウルス科」の通称「ミフネリュウ」と呼ばれています。その後、平成2(1990)年に天君あまぎみダム近くでまとまった恐竜化石が見つかり、御船町は全国から注目を集めるようになりました。
日本最大級の肉食恐竜の歯が見つかった!  九州本島と天草下島の間に浮かぶ、大小18の島からなる天草市御所浦町ごしょうらまち。恐竜が生息していた白亜紀の地層があり、実は90年も前から、研究者の間で化石が出る島として知られていました。たくさんの貝やアンモナイトの化石のほか、草食恐竜の骨も見つかっていたなか、平成9(1997)年に御所浦島で発見されたのが、日本最大級の肉食恐竜の歯の化石。これをきっかけに、御所浦島は恐竜の島として一躍有名になりました。 地質百選やジオパークにも認定された貴重な地質  御所浦は、地質の希少さから日本地質百選に選ばれています。また、平成21(2009)年には天草御所浦ジオパーク、平成26(2014)年には天草ジオパークとなりました。現在、御所浦地域は島を丸ごと博物館に見立てるエコミュージアム化を推進中です。御所浦白亜紀資料館のほか、アンモナイト館、弁天島の恐竜足跡発見地など見どころ満載。平成29(2017)年7月、島内にはレンタカーが導入されました。天草の島々を一望できる絶景スポットとともに、島めぐりを楽しんでみては?   御所浦で見つかった魚の化石が新属新種と判明!  平成30(2018)年9月、また新しい発見がありました。御所浦町で発見された化石が、新属新種の大型魚類だということがわかったのです!海生の「イクチオデクテス目」の魚類化石の発見としてはアジア初であり、また、同種の魚が折り重なるように複数見つかったことは、世界でもまれな発見となりました。