熊本のお茶を深掘
ぐっと深掘りした情報を交えて、
毎回二つの地域の情報をご紹介。
あなたが「びっくり!」した方をクリックしてね!
※クリックボタンは一番下にあるよ
品種改良でどんどんおいしくなったスモモ  玉名郡玉東町の名産品「ハニーローザ」は、ニホンスモモという種類に分類される品種。ニホンスモモは中国が原産地で、日本や東アジアに分布しています。アメリカに伝わってJapanese Plum(ジャパニーズプラム)として現地のプラムと掛け合わせ改良され、大正時代にそれが逆輸入される形でスモモの改良が進んだといわれます。ハニーローザは、日本で1983年代から改良試験が始まり、1996年に誕生した品種です。 「ハニー」の名に負けぬ甘さと、なめらかな果肉  玉東町でハニーローザの栽培が始まったのは2003年。最初は10人だった生産者も、現在では約2倍になり、今では日本一の栽培面積を誇ります。もともと玉東町にはスモモ部会というスモモ生産者の集まりがあり、スモモ栽培に豊富な経験があったことが玉東町にハニーローザ栽培が根付いた理由の一つ。糖度はなんとメロンと同じ約14パーセントで、酸味とのバランスも抜群!そして、驚くほどなめらかな果肉も特長です。 収穫期はおよそたったの10日間のみ  一気に熟すハニーローザはなんと、収穫期が6月の初~中旬のたったの10日間程度!そのため「幻のスモモ」ともいわれるほどです。アイスクリーム、シャーベット、アイスモナカに甘酒、コンフィチュール(ジャム)にスープカレーまで、加工品も充実のラインナップ。いつでも玉東産ハニーローザのおいしさを楽しめますよ!
天草の温暖な気候が栽培にピッタリ  イチジクは、紀元前から古代エジプトで栽培が行われていたという長~い歴史を持つ果物。紀元前からすでに、人々は改良にも着手していたと伝えられています。古代エジプトやインドなどでは、イチジクに分類される植物は子宝や繁栄などのシンボルとされていました。原産国は、冬でもあまり寒さが厳しくない地中海沿岸の国々。温暖という点で、天草はイチジクの栽培にぴったりな土地なのです。 8月が旬!お菓子もおススメ  そんな天草では、イチジクを「南蛮柿」と呼び、南蛮柿の会という生産者の集まりを中心に、おいしい南蛮柿を育てています。6月後半から9月いっぱいが収穫期。生で食べるのもおいしいですが、南蛮柿をたっぷり使ったお餅や多彩なスイーツ、料理を楽しめるお店があるので、この夏はぜひ、南蛮柿の味めぐりに出掛けませんか。   なんと、日本のイチジク発祥地は天草だった 日本にイチジクが伝来したのは1600年代といわれますが、実は、天草にはそれよりも前の1500年代終わりに伝わっていました。苗をもたらしたのは、天正遣欧少年使節団に随行したメスキータ神父。日本に帰ってきた後、天草コレジヨの院長となった彼がマニラの友人へ書いた手紙に、「ポルトガルのリスボンから持ってきたイチジクの苗が育ち、生い茂っている」という記述があるそう。だから今でも天草ではイチジクを「南蛮柿」と呼び、発祥地という誇りを持っておいしいイチジクを育てています。