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赤いけん!ウマいけん!くまもと 農家ごはん&漁師ごはん #10 イチゴ

真っ赤なトマトにスイカ、あか牛、クルマエビ、赤酒・・・熊本の“おいしい”は“赤”がキーワードです。
「農家ごはん&漁師ごはん」はおいしい“くまもとの赤”を生産者にご紹介いただくシリーズ。
今回は、「イチゴ」。熊本県独自の品種「ひのしずく」の栽培に取り組む生産者をご紹介します。

昔も今も風に任せて

熊本県はイチゴの収穫量全国第3位を誇ります。中でも玉名市は県内最大の産地。坂本康雄さんは、9年前、この地でイチゴ栽培に取り組み始めました。「当時は『とよのか』と『ひのしずく』を半々で作っていましたが、今は『ひのしずく』一本。いろいろと食べ比べてみても、やっぱり『ひのしずく』が一番おいしいと思いますね」。

「ひのしずく」は平成16年から栽培が始まった熊本県独自の品種。糖度が高く、大粒で、鮮やかな赤い色が特徴です。坂本さんは23アールの畑を、奥さんと二人で切り盛りしています。「ここでは1万7千本の苗を育てています。夫婦で育てていくには、これぐらいがちょうどいい。せっかくの良いイチゴ。無理して増やして質を落とすようなことはせず、本当においしいものを消費者に届けたいですからね」。

「イチゴは繊細です。とにかく注意深く観察することが大切」。坂本さんは広いハウスの中を、花や実を一つ一つ手に取るようにして見て回ります。受粉のためハウス内に放っているミツバチの様子にも気を配らなければなりません。「ハチが元気に飛び回って、上手に“仕事”してくれないと、形や色の悪い実が出来てしまうのですよ」と坂本さん。日々、多くのことに細やかな気遣いを必要とされる作業なのです。

そのようにして丁寧に育てられた「ひのしずく」は、一つ一つ糖度を計られ、国内はもとより海外にも出荷されています。香港やマカオなどで行われる販売会では、各国のイチゴが並ぶ中、「ひのしずく」が一番の人気を博しているそうです。「『ひのしずく』は熊本にしかないイチゴ。熊本を代表するイチゴとして、これからも大切に育てていこうと思います」。

甘い香り漂うイチゴの里・玉名市

現在、熊本県で主に栽培されているイチゴは「さがほのか」、「紅ほっぺ」、「ひのしずく」の3品種。そのうち「ひのしずく」は、熊本県が平成7年から9年をかけて開発し、平成16年に栽培を開始した、熊本県内だけで生産されているイチゴです。正しくは品種名を「熊研い548」といい、「ひのしずく」という愛称は、熊本の水がきれいというイメージと、みずみずしいイチゴのイメージを合わせて付けられました。

広々とした平坦な土地が広がり、菊池川や地下水の水に恵まれた玉名市はイチゴの栽培が盛ん。県のイチゴの作付面積202ヘクタールの3割強となる約62ヘクタールを玉名市が占めています(平成26年、JA熊本経済連およびJAたまな調べ)。

その玉名市で毎年2月の最終日曜に開催されているのが「玉名市横島町いちごマラソン大会」。給水ポイントには採れたてのイチゴが山盛りにされ、ランナーたちは思う存分みずみずしいイチゴを味わうことができます。大会当日のころはイチゴ出荷最盛期。イチゴを頬張りながら駆けて行くランナーをほのかな甘い香りが包み込む、ほのぼのしたマラソン大会です。

取材協力
>>JAたまな

「さがほのか」

「紅ほっぺ」

さかもとさんちの「イチゴ」レシピ

簡単いちご大福

玉名市横島町の農産加工グループ「わいわいよこしま」さんから教えてもらった作り方を参考にしたレシピをご紹介します。みずみずしいイチゴと柔らかい求肥の食感の違いが面白いです。イチゴがたくさん採れる時期は、粗く刻んたイチゴを冷凍庫で凍らせてザクザクつぶし、また凍らせて・・・を繰り返す、100%イチゴのシャーベットもよく作りますよ。

写真:坂本さん

写真:簡単いちご大福

材料(10個分)

イチゴ(やや大きめのもの) ・・・
10粒
白玉粉 ・・・・・・・・・・・・・
120g
砂糖 ・・・・・・・・・・・・・・
120g
水・・・・・・・・・・・・・・・
200cc
こしあんまたは粒あん・・・・・・
300g
片栗粉

作り方

  • (1)白玉粉、砂糖、水をよく混ぜ、電子レンジで6分程度、透明感が出るまで過熱する。レンジから取り出し、なめらかになるまで混ぜる。生っぽい場合はさらに1分ずつ様子を見ながら加熱する
  • (2)バットなどに片栗粉(またはクッキングシート)を敷き、(1)を入れて手早く広げ、10等分にする
  • (3)(2)を丸くのばし、あんとイチゴを包み込む