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TOPページ  > 赤いけん!ウマいけん!くまもと 農家ごはん&漁師ごはん #01 菊陽ニンジン

真っ赤なトマトにスイカ、あか牛、クルマエビ、赤酒・・・熊本の“おいしい”は“赤”がキーワードです。
「農家ごはん&漁師ごはん」はおいしい“くまもとの赤”を生産者がご紹介するシリーズ。
今回ご紹介する“赤”は、菊池郡菊陽町で生産される「菊陽ニンジン」です。

広々とした空の下、畑一面に柔らかそうな緑の葉が風にそよぎます。植えられているのはニンジン。菊池郡菊陽町は、ニンジンの出荷量で県内1位を誇る地域です。眞弓一保さんは、この地で二十数年間、ニンジン作りに携わってきました。

「ここで採れるニンジンは、甘いことが最大の特徴です。それが一番よく分かるのがジュースにした時。飲んでみますか?」そう言うと、眞弓さん自らジュースを作ってくれました。ニンジンの他には果物も水も加えない、正真正銘100パーセントのニンジンジュース。一口飲んでびっくり!甘く、香りがよく、全くクセがありません。その味はまるで・・・。「柿そっくり?よく言われます」と、満面の笑顔で眞弓さんが答えました。

「他の作物の裏作として作っていた時代を含めると、ニンジン作りはもう40年以上。その間、いろいろな工夫をしてきました。私の畑では農家の常識よりかなり深く、50センチほどの深さまで土をすきます。そうやって、下で眠っている元気な土を表面に持ってくるのです。肥料はやり過ぎない方がいいことも、試行錯誤して分かったことです。健康な野菜は腹八分目で育てる方がいい。人間と一緒ですよ」。

ニンジンにあげる水も、眞弓さんがこだわっているものの一つ。「ここらへんには、おいしい阿蘇の伏流水が流れています。人間でも飲めるくらいの水を地下100メートルの深さからくみ上げて、ニンジン畑にまいています。水に関しては、ニンジンたちはなかなかぜいたく者ですね」と、眞弓さんは笑います。

眞弓さんは、昨年度、食品・食材の通販サイトで、消費者から最も多くの「おいしい」をもらった生産者として、最高賞の金賞に輝きました。このことは、このニンジンが本当においしいという証明でもあります。眞弓さんは語ります。「菊陽ニンジンは甘く、クセがないのに、ニンジン本来のおいしさはしっかり感じらます。ニンジン嫌いの子でもこれだけは食べられるという話もよく聞きますし、赤ちゃんの離乳食に使うお母さんも多いそうです。赤ちゃんからお年寄りまで、誰でもおいしく食べられるニンジンを、愛情を込めて、これからも作っていきます」。

国からニンジンの指定産地に選ばれ、全国的にも高い評価を受けている菊陽町。どうして菊陽町ではおいしいニンジンが出来るのでしょうか?それにはいくつかの理由があります。

1つ目の理由は“土”。菊陽町は阿蘇に近く、火山灰が積もって出来た黒くてぼこぼこした土が広範囲に広がっています。これは「黒ボク土(くろぼくど)」といって、適度に水分を含む一方、排水性、通気性にも優れており、ニンジンの栽培に適しているといわれています。

2つ目は“気候”です。阿蘇の山から吹き下ろす冷たい風が、菊陽町付近で和らぎ、ニンジン栽培に適した気温・湿度に変化するのだそうです。

3つ目として眞弓さんのお話にもあるように、阿蘇に源を発する清らかな“水”も、おいしい菊陽ニンジンの秘密の一つといえるでしょう。

それともう一つ、忘れてはならないのが生産者たちの“熱意”でしょう。菊陽町では大勢の生産者が互いに協力し合い、競い合いながらよりおいしいニンジンを作る努力を続けています。

最後に、菊陽ニンジンを満喫したい方に耳寄り情報!毎年秋に開催される「すぎなみフェスタ」では、ニンジン釣り大会やニンジン詰め放題などが行われます。今年は11月8日(土)開催予定。思いっ切り遊べる上においしいニンジンを味わえる、絶好の機会ですよ。

(上)ニンジン作りに適した「黒ボク土」は阿蘇の恵み
(下)菊陽町のマスコット「キャロッピー」もニンジン釣り大会をお手伝い

ニンジンスティック&
まるごとニンジンジュース

菊陽ニンジンは、なんといっても生が一番おいしいので、あえてシンプルなレシピにしました。包丁を入れる時はスッと刃が通るのに、歯応えはカリッと心地良い。私はマヨネーズを付けてそのまま食べるのが好きです。そして、ぜひ試していただきたいのがジュース。水分を多く含んでいるためか、絞るとサラっとしていますが、風味は濃厚。柿みたいな味です。ニンジンとは思えない甘さにきっとびっくりすると思いますよ。

材料(2人分)

ニンジンスティック

菊陽ニンジン・・・・・
適量
チーズディップ
クリームチーズ・・
70g
ツナ缶・・・・・・
1/2缶
レモン汁・・・・
小さじ1
パセリ・・・・・・
少々
(あれば)ケイパー
適量
ゴママヨディップ
マヨネーズ・・・
大さじ4
ゴマ・・・・・・
小さじ1
しょうゆ・・・
小さじ1/2
マスタードマヨディップ
マヨネーズ・・・
大さじ4
粒マスタード・・
小さじ2

まるごとニンジンジュース

菊陽ニンジン・・・
2~3本

作り方

  • (1)ニンジンスティック用のニンジンは、ヘタの部分は切り落とし、好みの大きさに切る。
  • (2)好みのディップの材料を混ぜあわせ、(1)に添える。
  • (3)ジュース用のニンジンは、ヘタの部分を切り落とし、ジューサーにかける。残った絞りかすは、ハンバーグやケーキ、クッキーなどに使うとおいしい。