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くまもと王道グルメ サイズも味も王様級!天草大王

「これぞ熊本!」といえるような熊本名物料理を紹介するこのコーナー。基本のツボはしっかり押さえつつ、熊本ツウも思わずうなるうんちくや最新情報などを織り込みながらお届けします!
日本最大級の地鶏「天草大王」は、一度は途絶えてしまった“幻の地鶏”。今回は、「天草大王」復活の物語と、そのおいしさをご紹介します。

くまモン:これを食べずしてくまもとは語れないモン!

日本最大級の地鶏「天草大王」

昭和初期に途絶えたおいしさ

明治後期から大正時代にかけて、天草島内各地で飼育されていたといわれる国内最大級の地鶏「天草大王」。当時の文献によれば、オスの大きいものでは背丈が約90センチ、体重は約7キログラムもあったといいます。
大変肉質が良く、「博多水炊き用」として盛んに出荷されていましたが、昭和初期の不況で「博多水炊き」の需要が落ち込み、次第に飼育数も減り、間もなく生産が途絶えてしまいました。以来“幻の地鶏”と呼ばれ、長い年月が過ぎていきました。

写真:国内最大級の地鶏「天草大王」

70年ぶりに復活!“幻の地鶏”

地道な努力が実を結ぶ

やがて、“幻の地鶏”の復活を望む声が次第に高まっていきます。熊本県農業研究センターは、県の養鶏振興に役立てようと、「天草大王」の復元に取り組むことにしました。
とはいえ、「天草大王」は既に一羽も残っていません。残された手掛かりといえばわずかな文献と、「天草大王」が描かれた1枚の油絵だけ。文献には「天草大王は明治中期頃、中国から輸入されたランシャン種をもとに改良された」と書かれていました。そのランシャン種もまた、戦後日本では飼育されなくなっていました。
そこで、ランシャン種を世界中から探し、平成4年(1992)、ようやく発見したアメリカからランシャン種を購入。それに「シャモ」と「熊本コーチン」を交配させた後、7年間、7世代にわたり選抜淘汰を繰り返すという努力を重ね、ついに平成13年(2001)、大きさも重さも昔のまま、見た目や羽毛の色も油絵そっくりの、「天草大王」を復元するに至ったのです。実に70年ぶりのことでした。

写真:「天草大王」油絵(オス) 写真:「天草大王」油絵(メス) くまモン:「絵とそっくりに復活だモン!」

日本最大級の地鶏「天草大王」

おいしさと安心・安全を追求

「天草大王」が生産されているのは熊本県内のみ。飼育を希望する農家の中から一定の基準を満たした農家を熊本県高品質肉鶏推進協議会が選定し、指定された農場で、出荷時期やエサなどについて定められた基準を遵守して飼育を行っています。
肉鶏は、ブロイラーが生後51日、地鶏は80日で出荷されますが、「天草大王」は生後100日以上経って出荷されます。飼育期間が長くなれば費用はかかるものの、「天草大王」が最もおいしくなるのが生後100~150日のため、この時期に出荷するよう定めているのです。
また、のびのびした環境でストレスを与えずに育てる、指定された基準を守りつつ各選定農家なりに工夫した飼料を与えるなど、おいしさと安心・安全を追求するためのさまざまな努力と工夫がなされています。本当においしく食べていただくため、全てにこだわって育てられているのが「天草大王」なのです。

写真:自由に動き回りいきいきと育てられる「天草大王」は健康そのもの

「天草大王」グルメ

しっかりした歯応えと深い味わい

じっくり時間をかけて育てられる「天草大王」は身が締まっていて、しっかりした歯応えとコクのある深い味わいが特徴です。「天草大王」で作る鍋はよいだしが出て特にお薦め。「天草大王」のうま味とほかの具材から出るうま味が溶け合ったスープは、最後の一滴まで飲み干してしまいたくなるおいしさです。
そのほか、肉そのもののおいしさをダイレクトに味わえるシンプルな鉄板焼きなど、どんなメニューでもおいしくいただけます。

写真:天草大王鍋 写真:天草大王のすき焼き 写真:天草大王の鉄板焼き 写真:天草大王の唐揚げ

天草ふるさとブランド「天草謹製」

ここでご紹介した唐揚げ(「天草大王唐揚げ 甘口タイプ」)と天草大王の鍋(「天草大王鍋」)は、「天草謹製」認定品です。「天草謹製」とは厳しい審査をクリアして認定された、天草が自信をもってお薦めするふるさとブランドです。

>>天草ふるさとブランド「天草謹製」

くまモン:天草の“うまかモン”がいっぱいだモン★