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くまもと王道グルメ 清流が育む香り高き川魚 くまもとのアユ

「これぞ熊本!」といえるような熊本名物料理を紹介するこのコーナー。基本のツボはしっかり押さえつつ、熊本ツウも思わずうなるうんちくや最新情報などを織り込みながらお届けします!
初夏、熊本はアユ漁のシーズンを迎えました。アユは「古事記」(712年)にも「年魚(ねんぎょ)」と記されて登場し、日本人にとって古くからなじみの深い魚。特有の爽やかな香りと上品な味わいが人々を魅了します。球磨川では“尺アユ”と呼ばれる大物が釣れるため、全国から釣り人が訪れます。

くまモン:これを食べずしてくまもとは語れないモン!

目指すは“尺アユ”!

6月1日アユ漁解禁

球磨川や緑川、菊池川など熊本県内の主な河川では、6月1日、アユ漁が解禁となりました。これから12月いっぱいまで、川の流れにさおを投じる釣り人たちの姿があちこちで見られます。
中でも、日本三大急流の一つ・球磨川の支流で“日本一の清流”といわれる川辺川のアユは、ほかの川と比べて大きく、味も香りも良いものが釣れるため、全国から釣り人が集まる人気スポット。盛夏の8月ごろには体長30センチを超える“尺アユ”が釣れることもあります。
「香魚」とも称されるアユは、特有の爽やかな香りが最大の魅力。この香りはエサで決まるので、清流・川辺川の川底に付いたコケを食べて育ったアユがおいしいのも納得です。川辺川のアユを味わうことは、清流そのものを味わっているといえるでしょう。

くまモン:尺アユなら、一匹でおなかいっぱいになるかモン?

写真:緑川 写真:尺アユ 写真:川辺川

殿様気分でアユを味わう

甲佐町の「やな場」

風情豊かにアユを味わいたい人にお薦めなのが甲佐町の「やな場」。緑川の支流の大井手川にある「やな場」は、元は水田用水の調整のため、肥後藩主・細川忠利公が造らせたものです。やがて、ここで捕れる上質なアユを楽しみに歴代の藩主が通って来るようになり、「甲佐御簗(こうさおやな)」として、およそ380年の歴史を刻んできました。
“やな”とは魚を捕るためのワナのこと。竹で編んだすのこを川に敷き、落ちてくるアユを捕ります。わらぶき屋根のあずま屋で、川のせせらぎに癒やされながら捕れたてのアユをいただく、風流なひとときはいかがですか?

住/上益城郡甲佐町豊内
営/5月26日~11月4日
  11:00~20:30
休/第1、第3水曜
問/096-234-0125

写真:やな場・アユ

「捕れたて」ならではの楽しみ

新鮮!多彩!アユ料理

殿様にも愛されたほど美味なアユ。長く親しまれてきただけあって、味わい方も多彩です。塩焼きはもちろん、刺身にみそ焼き、南蛮漬け、甘露煮、鮎めし、さらには程よい苦みの大人の味“うるか(はらわたを使った塩辛)”まで、さまざまな調理法でいただけます。
中でも、はらわたを取り除いて薄い輪切りにし、ポン酢や酢みそでいただく“背ごし”は、新鮮なアユが手に入る産地でしか味わうことができません。骨ごと食べるため、しゃきしゃきした歯触りとすがすがしい香りが同時に楽しめます。

くまモン:いろんな食べ方があって楽しいモン♪

写真:アユの刺身 写真:鮎めし 写真:アユの背ごし 写真:アユの塩焼き 写真:アユのうるか

熊本の旅のお楽しみ!

アユが主役の極上駅弁

熊本では、旅をしながら極上のアユを楽しむこともできます。八代駅や新八代駅の構内などで販売されている「鮎屋三代」は、九州の駅弁ランキングで3年連続1位を獲得した絶品駅弁!焼きアユのだしで炊いた炊き込みご飯の上に、骨まで柔らかく炊いた甘露煮を丸ごと一匹載せたぜいたくな逸品です。
人吉駅で人気なのが「鮎すし」。球磨川で捕れる身の締まったアユを酢でしめ、昆布だしで炊いた酢めしの上に載せたお弁当です。駅の売店でも買えますが、人吉駅のホームでは、今ではすっかり珍しくなった立ち売りのおじさんから買うこともできます。おじさんを見掛けたら、ぜひ声を掛けてみてください。

写真:鮎屋三代 写真:鮎すし 写真:人吉駅で弁当を立ち売りするおじさん

「やな場」についてはこちら

なごみ紀行

>>やな場営業

第63回あゆまつり

7月28日(日)、甲佐町では「第63回あゆまつり」が開催されます。「アユのつかみ取り」やステージイベント、花火大会などが行われ、露店にはアユの塩焼きも並びます。

日時/平成25年7月28日(日)
場所/甲佐町商店街一帯・
   中甲橋グリーンパーク
問/096-234-1176
  (甲佐町観光協会事務局)

くまモン:あゆまつりにカモン♥