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“自然にも人にも優しい”安全・安心の「みなまた茶」

みなまた茶

水俣市は、立春から七十七夜で茶摘みを行う熊本県一の“早出し茶”の生産地。2011年に全国初の“日本の環境首都”に選ばれた水俣市ならでわの安全・安心な「みなまた茶」をご紹介しましょう。

“自然のまま”に育てる「みなまた茶」

標高約300~600メートルに位置する薄原(すすばる)地区・石飛(いしとび)地区・長崎地区の自然豊かな山々には広々とした茶畑が広がっています。寒暖差の大きい気候と肥沃な土壌がお茶の栽培に適していることから、大正末期にお茶の栽培が始まりましたが、なかなか知名度は上がりませんでした。

そこで平成5年、生産者が集まり、環境都市を表徳する水俣市にふさわしく、“自然にも人にも優しい” 安全・安心のお茶作りを実現しようと、化学肥料などを一切使わない無農薬・有機栽培の「みなまた茶」を作りました。雑草刈りに手間が掛かったり、病害虫被害を受けやすくなりますが、水俣市の茶樹(ちゃじゅ)は、古くから受け継がれてきた在来種がほとんど。在来種は、地中深くまで根付いているため気象災害で倒れる心配はない、病害虫にも負けない強さを備えています。厳しい環境の下で必死に生き抜こうとする茶樹は、土の栄養分をしっかりと吸収します。この生命力が「みなまた茶」の味につながっているのです。

石飛地区にある小高い丘からの眺め。遠く茶畑が見える

石飛地区にある小高い丘からの眺め。遠く茶畑が見える

4月下旬、つやのある茶葉が茂ると、新茶シーズン到来

4月下旬、つやのある茶葉が茂ると、新茶シーズン到来

手間暇のかかる栽培方法のため、作業を効率化できる農業機械は強い味方

手間暇のかかる栽培方法のため、
作業を効率化できる農業機械は強い味方

農薬を使わないため、雑草狩りなど小まめな手入れが必要

農薬を使わないため、雑草狩りなど小まめな手入れが必要

雑草を刈った後の茶畑。<br />茶樹が土の栄養をたくさん吸収できる環境が整う

雑草を刈った後の茶畑。
茶樹が土の栄養をたくさん吸収できる環境が整う

摘み取った茶葉を高温蒸気で蒸し、うまみ成分を引き出す

摘み取った茶葉を高温蒸気で蒸し、うまみ成分を引き出す

茶葉を繰り返し機械で揉む。この間にも発酵が進み、香り豊かなお茶が作られる

茶葉を繰り返し機械で揉む。
この間にも発酵が進み、香り豊かなお茶が作られる

乾燥後の茶葉。「荒茶」と呼ばれる

乾燥後の茶葉。「荒茶」と呼ばれる

一つ一つ手作業で丁寧にパッケージに詰める

一つ一つ手作業で丁寧にパッケージに詰める

緑茶をはじめ、ほうじ茶、紅茶、しょうが紅茶などさまざまな味を楽しめる

緑茶をはじめ、ほうじ茶、紅茶、しょうが紅茶など
さまざまな味を楽しめる

「天の生産園」代表・天野茂さん

生産者インタビュー “地力”と“樹力”のたまもの

水俣から発信する本物の安全・安心

「みなまた茶」を支えている大きな力の一つが、この肥沃な土壌です。寒暖の差が大きな気候と自然の草木が腐葉土となって土を豊かに育んでくれたことが、茶樹の栽培を支えてくれたといえるでしょう。

戦後間もなく、耕作放棄地だったこの地に私の父母が入植し、生い茂った草木を焼いたり切ったりして“手開墾”しました。その時、父母は茶樹の根を発見。我が家の茶作りが始まりました。草取りや土作りを地道に行い、根から木を再生させたんです。この茶樹は63年経った現在まで受け継いでいる大切な財産。我が家の茶作りの歴史そのものですね。

私が跡を継いでみると、高冷地は収穫時期が遅いため売り値は二束三文。東京の物産展で対面販売もしましたが、当時は水俣という地名に抵抗を示す人もいて苦労しました。当時、生産者の誰もが経験したその辛さが「水俣の地だからこそ、人にも自然にも優しいお茶を提供したい」というみんなの思いを強くさせたんです。

鍛え抜かれて苦労した茶葉ほど、味わい深い

やがて、農薬や化学肥料を使わない安全・安心にこだわった「みなまた茶」作りが始まりました。生産者にとっては雑草や害虫との戦いなど大変手間のかかる農法ですが、茶樹にとっても化学肥料などをもらえない厳しい生育環境。しかし、その環境に茶樹が適応し、香気高く濃厚な風味の茶葉が育つようになりました。それが味わい深く余韻が残る風味となり、「みなまた茶」ならではのうまさが生まれました。

厳しい環境で育つ分、茶樹には休暇が必要なんです。普通は年間に3回茶摘みをするのですが、うちは2回に減らし、じっくり休ませています。収量は少ないし、能率は悪いけれど、その方が良い味になる。過保護にならず自然のままに育て、茶樹本来の持つ生命力を存分に引き出すことが大切。人間と一緒です。

鍛え抜かれたお茶ほど味が良い。うまいお茶を飲むと思わず「あんた苦労してきたね」と声を掛けてしまいます。「みなまた茶」は、“地力”と“樹力”のたまもの。ぜひ味わってみてほしいですね。

茶葉の間から伸びた雑草は、安全・安心・無農薬栽培の象徴!

「みなまた茶」

バラエティに富んだ「みなまた茶」

栽培地の中でも比較的暖かい低地で栽培されるマイルドな風味の“早出し茶”から、寒暖差の大きい高冷地で作られる香り高く、濃い味わいのものまで、栽培地によって風味がさまざまな「みなまた茶」。製茶法も多彩で、紅茶、ほうじ茶、ウーロン茶などバリエーション豊かです。いろいろな「みなまた茶」をお楽しみください。

ほうじ茶

緑茶

紅茶

リンク

定番商品はホームページでも販売されています。ぜひご覧ください。
>> みなまたチャチャネット