TOPページ > 熊本駅からはじまる 紅葉の平家落人の里と八代城下町を訪ねる歴史旅

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熊本駅でレンタカーを借りたら、秋のドライブのスタート。市街地が広がる熊本平野を抜けて、下益城郡美里町へ。国道218号線から国道445号線へと進み、二本杉峠を通り過ぎると、そこはもう秘境・五家荘の入り口です。秋深まる山道に、気分も高まってきます。

森に囲まれた山道を抜けると深い渓谷にたどり着きます。そこに架かる全長116メートル、高さ55メートルの巨大な吊り橋に思わず目を奪われるでしょう。車を降りたら、勇気を出して吊り橋へと踏み出そう!見下ろせば切り立った渓谷の山肌を、力強く木々が覆う絶景!まるで渓谷の上を空中散策しているような気分が味わえます。特に秋深まる頃には、紅葉が渓谷を鮮やかに彩り、息をのむ美しさです。吊り橋を渡りきって遊歩道をしばらく進むと、険しい谷の奥にあるため幻といわれた滝「梅の木轟」の優美な姿が望めます。

梅の木轟公園
所:八代市泉町
問:0965-67-2111(八代市泉支所)

五家荘には、平清盛の孫・清経が壇ノ浦の合戦で敗れた後、源氏の追討から逃れるために隠れ住んだという伝説が残っています。資料館には平家の栄枯盛衰物語の展示や、都落ちした貴婦人と追手との間に芽生えた恋物語などが紹介されており、歴史が織りなす人間ドラマを感じます。歴史ロマンで心を満たした後は、お腹も満足させたいところ。隣接の食事処では、自然の恵み豊かな山のごちそうがメニューに並びます。山の清流だから味わえるヤマメの塩焼や、名物の鹿料理、秋の山菜もたっぷりの「平家御膳」はいかが?

>>五家荘平家の里

住:八代市泉町樅木160-1
問:0965-67-5372
休:火曜
※「平家御膳」は要予約

九州へ逃れた平清経の子孫は、姓を改め五家荘に分かれて隠れ住み、再興を期したといわれています。その一つが緒方家で、代々椎原(しいばる)地域を治めていました。茅葺き屋根の屋敷の中には、隠し階段や抜け穴などの仕掛けがあり、時代を経ても追手を警戒する落人の心情をしのばせます。いろりの前に座り目を閉じれば、自分も平家一門になった気分が味わえるかも!?

緒方家
住:八代市泉町椎原46
問:0965-67-5118
休:火曜、12月29日~1月3日
料:高校生以上200円 小中学生100円

“日本の滝百選”にも選ばれた名瀑で、急峻な岩の合間を70メートルの高さから水が一気に流れ落ちる姿は迫力満点!県内随一の高さを誇ります。かつてセンダンの大木が周辺に多く生えていたことが名前の由来で、今でもたくさんの木々が悠然とした自然の力強さを感じさせます。四季折々の景観を楽しめるせんだん轟の滝ですが、特にお薦めなのが秋です。白い水しぶきと紅葉の鮮やかなコントラストは、いつまでも見飽きることはありません。

せんだん轟の滝
住:熊本県八代市泉町仁田尾
問:0965-67-2111
(八代市泉支所)

家庭的なおもてなしの民宿で、山の味覚に舌鼓。静寂に包まれた秋の夜長を、いろり端で伝説に思いを馳せながら語らい過ごすのも一興です。

>>五家荘の宿(五家荘ねっと)

久連子古代の里は、落人たちの雅な文化を今に伝承する施設です。落人たちが都の栄華をしのんで踊ったといわれる“久連子古代踊り”の劇場のほか、落人たちの五家荘での暮らしを展示する資料館、県の指定天然記念物に指定されている地鶏・久連子鶏の飼育施設、シャクナゲの育苗施設などがあります。また、五家荘の特産品の加工販売所や、ヤマメや山菜料理が食べられる食堂も併設しています。

住:八代市泉町久連子72
問:0965-67-5049

>>久連子古代の里

球磨郡五木村の特産品がそろう物産館では、ヤマメの甘露煮や一夜干しのほか、鹿肉を使ったソーセージなど珍しい山の幸も販売。子守唄公園には古民家の休憩所や、子守唄を題材にした彫刻やオブジェも建ち並びます。向かいにある「五木温泉 夢唄」では、足湯に漬かり一休み。旅の疲れを癒やしましょう。

道の駅・子守唄の里五木
住:五木村甲字下手2672-53
問:0966-37-2301

>>道の駅・子守唄の里五木

八代といえば全国に誇るトマトの産地。冬トマトの生産が盛んな八代では、これから旬の時期を迎えます。トマト王国・八代のユニークなご当地グルメをぜひご賞味あれ!

>>トマトの他にもおすすめグルメがいっぱい! 「八代うまかもん」

加藤清正の子・忠広が築城し、加藤家が改易されると細川忠興の居城となりました。明治に廃城となり、本丸跡には南北朝時代の後醍醐天皇・懐良親王を祭る「八代宮」が築かれています。「熊本城」の城下町に次ぐ商業都市として繁栄してきた八代城下町。今でも八代市のシンボルとして、また、憩いの場として市民に親しまれています。
また、「八代城」の歴史は、すぐ近くにある「八代市立博物館 未来の森ミュージアム」で詳しく調べられます。

住:八代市松江城町7
問:0965-33-4533(八代市文化まちづくり課)

>>八代市立博物館 未来の森ミュージアム

八代城代を務めた松井直之が、生母のために建てた茶屋で、西国旧藩主別邸三名園の一つに数えられています。四季折々の花で彩られた庭園は、国指定名勝で、特に約5,000本の肥後ショウブが大輪の花を咲かせる6月上旬は見事です。資料館には松井家の家宝が納められており、宮本武蔵の手彫りの木刀も展示されています。江戸時代の大名文化を身近に感じてみませんか。

松濱軒
住:八代市北の丸町3-15
問:0965-33-0171

>>松濱軒