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ようこそ!アイスの王国へ「菊池アイス」

熊本県は西日本一の生乳生産県。その中でも生産量の多い菊池エリアの酪農地帯では、2万頭以上の乳牛が大自然の中で、のびのびと育っています。1頭から1日に搾ることができる牛乳は平均30キログラム。濃厚で風味豊かなフレッシュミルクを全国へと届けています。

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チェリーブロッサム 白ひげとんがり君

道の駅 泗水「養生市場」

御菓子処 中原松月堂 松茶ソフトクリーム

「菊池アイス」店舗情報

ユーパレス弁天 マンゴーソフトクリーム

ついんスター ついんスターアイス

渡辺商店 至福のバニラ

砦農園 メロンドーム店 生メロンソフトクリーム 生イチゴソフトクリーム

洋菓子工房 森と山 お米のロールアイス

TO-FU FACTORY 松田食品 豆乳ソフトクリーム

よしのや菓舗 ゆずアイス

きくち観光物産館 ヤーコンアイス

アルプス(高司農園)農園ジェラート

インタビュー 自由な発想が生み出す「菊池アイス」

菊池の良質な牛乳と食材に斬新なアイデアを加えたものが「菊池アイス」

「圧倒的なシェアと知名度を誇る北海道の影に隠れてあまり知られていませんが、菊池は全国有数の“酪農王国”です。品質では北海道に引けを取りませんよ」。大きな身ぶりを交えて話す芳賀さんからは、菊池の牛乳に対する自信と愛情がひしひしと伝わってきます。「菊池の牛乳はなんたって風味が良い。さっぱりしていて、なのにコクがある。こればかりは飲んでもらわないと、言葉ではなかなか伝えられませんね」とニッコリ。

アイスクリームショップを営む芳賀さんは、「全国に誇れる菊池の牛乳を使って何かできないか」と思案していました。調べてみると菊池には他にもオリジナルのアイスを販売しているお店がいくつもある。それならば、と各ショップに声を掛けて協議会を立ち上げ、2005年から「菊池アイスキャンペーン」をスタートさせました。

ところで、「菊池アイス」の条件とは?
「アイスの元となる牛乳はもちろん、組み合わせる食材にも菊池のものを使うこと。あとは各ショップの斬新なアイデアを加えてもらうことですかね。とにかく自由な発想を大切に、ですよ」。どうやら枠にはめ込まない“自由さ”に、「菊池アイス」の神髄があるようです。

豊かな緑に囲まれて建つ芳賀さんのお店。ちょっと分かりにくい場所のため、探し当てた時は森の中に隠れたおとぎの館にたどり着いた気分

お店の前でのんびり暮らすヤギのNARUちゃん。この日は雨だったのでおうちの中で雨宿り

芳賀さんがアイスにしてきた食材のほんの一部。アイスは上から時計回りに「梅しお」「いちご(ひのしずく)」「いきなり団子」「マンゴー」「ブルーベリー」「抹茶」。「いきなり団子」には大津産の「からいもくん」(サツマイモ)とあんこが入っている

小皿の中も同じくアイスの食材たち。上から時計回りに、ノリ、竹の粉末、黒大豆、茶の葉、黒ゴマ、ヒマワリの種

芳賀さんオリジナルの「米粉アイス」。店名にちなんで2つの星型を押したスポンジケーキをちょこんと載せてかわいらしく。一口食べれば優しいお米の風味がほんわりと広がる

枠を作らず柔軟な発想で大きく広がれアイスの世界

自由で柔軟な発想は、芳賀さん自身のアイス作りにも現れています。芳賀さんのところには日々さまざまな食材が持ち込まれ、アイスになるのを待っています。中には「これは無理でしょ!?」と思われるものも。しかし・・・。「99パーセントの食材は大丈夫!そのまま食べるよりもおいしく味わえるアイスに作り変えますよ。大事なのは組み合わせ。固定観念は持たず、その食材のおいしさを引き出す素材の組み合わせを考えるんです」アイス作りのコツを語る芳賀さんは、本当に楽しそうです。

既成の枠にとらわれない考え方は、協議会の運営の基本でもありました。下は20代から上は還暦間近まで、協議会メンバーは親子ほどに年齢が違いますが、立ち上げから今まで特に苦労したことはないと芳賀さんは言います。「そりゃあ経験を積んだ私からみると、若い人たちの発想は「できるかな?」と不安になることもあります。でも、そんな時も抑え込むことはせず「やってみろ」と自由にやらせます。すると予想外に良い結果が生まれることもあるんですよ」。

キャンペーンを始めたおかげで、毎年他県から来てくださる「菊池アイス」ファンができたり、東京や大阪の料亭などと取引契約を結ぶショップが出てきたりと、アイスを通じて“菊池”が全国に広がり始めています。実は、芳賀さんは福岡県北九州の出身。仕事で熊本に来て、菊池の牛乳のおいしさと人柄の良さにほれ込んでこの地に移住し、アイス作りを始めたのです。「菊池の人は断らない。ちょっと無理かなと思うお願いをしても、『やってみるけん(やってみるからね)』と真剣に取り組んでくれるんです。ありがたいですよ」

「菊池は豊富な食材に恵まれていますが、熊本全体がそうですよね。食べ物も水も空気もうまい。いつか県内全域のアイスショップがまとまって“くまもとアイス”として打ち出し、熊本の魅力を全国に発信していくのが私の夢です」ひんやり冷たいアイスを熱く語る芳賀さんを見ていると、熊本が“アイスの王国”になる日はもう間近のように思えてきます。