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菊池が誇るご当地“B級グルメ”

きくち丼

江戸時代からうまい米の代名詞といわれ
その名をはせてきた菊池のお米と
地元の特産品をたっぷりと使ったご当地自慢の逸品「きくち丼」。
豊かな自然と清らかな水に育まれた食材と
生産者・飲食店の郷土愛を一杯の丼に込めて贈ります。
菊池市内の8店舗で味わえる10メニューを一挙紹介!
びっくりするほどリーズナブル、だけどおいしさは保証付き。
さあ、おなかをすかせて、菊池へGO!

きくち丼だモン!

代々受け継いだ誇りがある。“うまか”菊池ブランド 冨田栄一さん

「龍龍館」のアイドル・龍ちゃん。「ボクと遊んでね」

昔から菊池は、九州全体へ農・畜産物を供給する中心地でした。阿蘇の伏流水や、山間地・中山間地・平野といったさまざまな環境の大地が、多彩な食材を育ててくれるんですよ。菊池の特産品といえば、「水田ごぼう」や米、なば(シイタケ)、お茶、メロンをはじめとするフルーツ、そして「菊池牛」など、数え切れません。“菊池は、何でも生産できて当たり前”。恵まれ過ぎて、はやりの地域ブランドを作ろうなんて思いもしませんでした。

しかし時代の流れや消費者の志向の変化で、安全安心やブランドが重んじられるようになり、「菊池も、もっとPRせなん」と、5年ほど前から地域ブランドづくりに取り組み始めました。その中の一つが「きくち丼」。「せっかくなら特産品ば使ったメニューで、おいしさを味わってもらおう」と、3年前、6店舗7品目でスタートしました。今では「龍龍館」のお客さんの半分が「きくち丼」を注文されるようになり、龍門地区の特産がなばであることもずいぶん知られるようになりました。今は8店舗で10品を提供していますが、「菊池にきくち丼ば食べに行こう」と、わざわざ来てくださるお客さんも増えましたね。

うちの名物は「龍(ろん)丼」と「なば丼」。シイタケを嫌いな若者が増えていますが、原木シイタケならではの肉厚さや香り、うま味を伝えようと、「なば丼」ではシイタケを丸ごと揚げてインパクトのあるメニューにしました。苦手だったという人から「シイタケってこんなにおいしいとは知らなかった」と言われることもあり、本当にうれしいもんですよ。「きくち丼」を通じてお客さんとのコミュニケーションが生まれ、やりがいにもつながっていると思います。

芽吹いたらひと雨ごとに大きくなる原木シイタケ。収獲まで一週間ほどというスピードで成長するため、生産者は大忙し

乳搾り体験・稲刈り体験

「JA菊池」では子どもたちに向けた「まんまキッズスクール」を開校。農業や畜産などの体験を通して、食の大切さを伝えている

>> JA菊池 きくちのまんま

菊池川流域

七城のこめ

「全国のお米食味会」で2度“日本一”に輝いた「菊地川流域米・七城のこめ」。さらに何度も「日本穀物検定協会食味ランキング」で最高評価の“特A”を受賞。これを食べなきゃ損!

一生を懸ける覚悟の生産者たち

「きくち丼」を支える食材の一つが、米。中でも迫間川(はざまがわ)下流の砂田地区でとれる七城の「砂田米」のうまさは格別ですよ。川から運ばれてきた山砂が堆積した地域で、水はけがいい。そのため常に清流から水を引いて田んぼを潤す必要があるんです。いつも新しいきれいな水で育てた米ですから、質の良さはどこにも負けません。“れんげ米”や“アイガモ米”“無農薬米”など生産者ごとにさらに工夫をしていますので、ぜひ食べてみてほしいですね。

菊池んもん(者)のよかところは、“がまだす”(よく働く)こと。後継者不足で悩む地域もある中、ここでは若者が進んで跡を継いでくれる。例えば、なばの生産は大変な重労働ですが、跡取りが力仕事をして、親を助ける。そんな菊池の若者たちを頼もしく、誇りに思いますよ。

また、生産者の一人一人が、一生を懸ける覚悟で取り組んでいることも自慢の一つです。よか原木からは、よかシイタケが採れるけん、原木から育てます。10~15年後に使うクヌギを植えて、大切に手入れをしていく気の長い仕事。先祖代々受け継いだ圃場を守り継いでいこうとする思いと生産者としての誇りが、よりよいものを食べてもらうための努力を生むんじゃないかと思いますね。

これから夏にかけて、旬を迎える特産品が多いので、ぜひ菊池の物産館などを訪れてみてください。菊池渓谷周辺で栽培される緑茶は、ちょうど茶摘みの時季を迎えます。生の原木シイタケもぜひ食べてみてほしいですね。カサを上向きに丸ごと軽くあぶって、塩をパラッと振り、好みでしょうゆを垂らすだけで、もう最高!私の一番の楽しみです。

菊池の“がまだしもん”が、一生懸命作った特産品をぜひ「きくち丼」や食卓で味わってみてください。きっと、どこよりもうまかはずですよ。